若い世代のアイデアで徳島の魅力を発信する「とくしま若者回帰アンバサダー」を県が募集しており、徳島市内で24日、説明会があった。
とくしま若者回帰アンバサダーの説明会。運営は県の委託を受けた学生ベンチャー企業が担っている=2025年5月24日午後2時33分、徳島市元町1丁目、相江智也撮影
徳島にゆかりのある、16歳から29歳が対象。インスタグラムの公式アカウントなどを通じて、徳島の魅力を発信する役割を担う。県の委託を受けた学生ベンチャー企業が運営。県外からの移住者へのインタビューや、まちづくりに関わる人たちへの取材を企画し、動画などで発信している。
説明会では、運営の担当者が「活動を通して、自分自身と徳島を成長させるのがミッション」と呼びかけた。参加者が動画企画のアイデアを出し合って意見交換。「観光で訪れた人に安い費用で楽しむ過ごし方を提案したい」「移住者の1日の生活を一人称で紹介しては」という案に、「どちらも、すぐ実現したい」と声があがった。
アンバサダーは2019年に始まり、これまでに延べ約170人が活動してきたという。
説明会は6月1日にも開催予定。オンラインでも随時実施している。詳細は、県の移住交流ポータルサイト「住んでみんで徳島で!」(https://iju.pref.tokushima.lg.jp/news/6393/)。(相江智也)