
大阪・関西万博でオーストリアのナショナルデーが開かれた23日、同国のパビリオンをミュージシャンのHYDEさんが訪れ、ファンデアベレン大統領らと交流を深めた。
HYDEさんは昨年1月から同国の観光大使を務めている。長年にわたる音楽業界への貢献が評価されたもので、昨年6月には首都・ウィーンでミュージックビデオを撮影。自身の交流サイト(SNS)を通して情報を発信するなど、観光大使として精力的に活動している。
大統領らとの面会後、HYDEさんは「ウィーンは景色もきれいで、人も優しい街。他の地域にも行ってみたい」と抱負を語った。
オーストリア・ツーリズムのCEO、アストリッド・シュテハルニックシュタウディンガーさんは、「クラシック音楽以外に、美しい自然やモダンな一面などさまざまな魅力を持つオーストリアを知ってもらえたら」とアピールした。
パビリオンの外には、同国のスワロフスキーがHYDEさんのために製作した帽子を展示している。【長尾真希子】